インドネシアで開催されたICVR3rdに参加してきました。

The3rd International Conference on Village Revitalization

本国際会議は2年に一度開催されるもので第一回目はインドネシアの中部ジャワTemanggung、第二回目は山口県山口市阿東地区、そして第三回目となる今年は インドネシア中部ジャワNgadipronoと Ngadidonoで行われました。

今回の会議のテーマは「coolaboration」
「cool」と「collaboration」をかけた造語です。
現地の小さな村を舞台にし、2年前から着々と準備を進めていました。
我々が想像するようなホテルはありません。
なので、現地の村の方の家にホームステイしてもらうような仕組みになっています。
気軽に村を巡ることができるように家や倉庫に展示場所を設け、楽しくジャランジャランできます。 
※ジャランジャランはインドネシア語で「散歩」です。
会議中のトイレでさえも村の方の家を利用させてもらっています。
とにかく、村に住む方々と一緒に作り上げていった会議なのです。
これは、Spedagi を引っ張っているメンバーと村の長のエネルギーが無ければ達成できないものです。
Spedagi創設者のシンギ―が重要にしていることは若者です。なので今会議には多くの若者がボランティアとして参加し、さらには遠くジャカルタ等からもこの会議に関わりたいと熱望してきている若者も多くいるほどです。
とにかく全てがcollaborationなのです。
セミナーの登壇者等の詳細な情報はこちらのサイトをご覧いただければよく分かります。http://icvr.spedagi.org/en/home-2/

<1日目> 参加者受付日 11月21日

我々が到着した日は参加者の受付日です。
夜には皆で夕食を取りました。
初日の顔合わせパーティーと言った感じです。
そこでは、Spedagi創設者シンギ―をはじめ、村長などから挨拶が行われました。

<2日目> セミナー・村巡りツアー 11月22日

二日目は朝7時半から軽いセミナーをし、その後グループに分かれて村を巡るツアーを行いました。
バンブーフォレストにある綺麗な道は村人とスぺダギのボランティアの方々が石を敷き詰めて作ってくれた道です。
元々、インドネシアのバンブーはゴミ捨て場になっていたりして暗いイメージしかないような場所でした。
ICVRに関わる皆の力によって道が整備されたのです。
いつもこの道を利用していた現地のおばあちゃんは、危ない道で暗くて嫌だったけど綺麗になって良かったと涙を流していました。

ツアーでは、バンブーフォレストの他、民家にも入れてもらいました。
今回の会議で民家はホームステイ先として会議参加者を泊めてくれるようにリノベーションされました。
リノベーションしたのは、建築を学ぶ学生たちの手によるものです。
また、民家の中にコーヒーショップが出来たりイベントの関連グッズ売り場が出来たり、展示場になったりしています。

ツアーが終わると、セミナーです。
この日のセミナーのテーマは「Contectual Education」についてです。
ワークショップも行われ、各グループによる発表もしました。日本人グループもちゃんと意見を発表しましたヨ!

<3日目>11月23日 セミナー

3日目も朝7時半からセミナー開始です。
セミナーには、インドネシアの各地で活躍する若者達が自身のソーシャルデザイン活動についてお話しします。
インドネシアとひとくくりにしても地域が違えば言葉も違い宗教や文化も異なります。(日本の方言とは次元が異なります)
自分の地域の抱える問題に対して行動を起こしているキーパーソンによるセミナーは非常に興味深いものでした。

午後からはsocial entrepreneurshipについてのセミナーとワークショップです。
グループに分かれて意見を交換しました。
参加してみて感じた事は、インドネシアの方々の意見交換・発言・質疑応答はとても意欲的で活気に満ち溢れています。
我々は圧巻されました…

そして夜には、インドネシアの伝統的な踊りのパフォーマンスが開催されました!
村人たちが随分と前から練習してくれていたのです。
驚いたのは、Spedagiの活動と伝統的なダンスのcollaborationです!
村から都会に若者が流れていくが、bamboobikeの登場により皆また集まってくるというストーリーになっていたのです!!
てっきり伝統的なダンスパフォーマンスだと思っていた我々はbamboobikeの登場にびっくり。
もちろん会場は大盛り上がりです。
最後は参加者も入り混じってダンスをしました。
予想をはるかに超えていくパフォーマンスでとてもかっこよいのです。

<4日目> 本会議 11月24日

この日は最初にICVR3rdの事務局長であるフランシスカ・カリスタ、Spedagi創設者のシンギ―・カルトノ、そしてインドネシア政府からは、観光省の方と創造的産業省の方がオープニングスピーチを行いました。
インドネシアでは、BE KRAFという政策を始めておりデザインやアート等のクリエイティブな活動を国がバックアップしていくことを勧めているとのことでした。いいですね!

セミナーは随時2つの会場に分れ同時進行で行われました。
日本からは九州工業大学の徳田光弘先生が日本国内で行っているまちづくりやイノベーションについてお話しされました。
Spedagi Japanの活動報告はインドネシア人のLavinia Elysiaが行ってくれました。
他にはインドやオーストラリアなど様々な場所から来たスピーカーが講演しました。
こちらにスピーカーの詳細が載っています。
http://icvr.spedagi.org/en/icvr3-2018/

<5日目> 早朝市場 11月25日

この日は朝6時から開催されるパサーパプリンガンに参加です。
地元の方々のみが出店できる市場です。もちろん、地元の食材をつかった料理しか並びません。バンブー製のおもちゃや、とてもおいしいインドネシアコーヒーもあります。
全部で40店舗出店していたのですが、だれでも出店できるわけでもなく、事務局が事前にチェックします。
朝6時~10時までで、なんと3000人もの来客がありどこをみても人人人です。このパサーパプリンガンは35日に一度行われます。今までも他の地域でも開催されているのでその様子がSNS等によりどんどんと広がり、この為だけに違う島からも来るという盛り上がり様です。
入場する際にお金を竹製のプリンという地域通貨に両替します。
お店には地域通貨が何枚必要かが書いてあるのでスムーズにやりとりが出来るわけです。
我々はお腹いっぱいになるまで食べましたが、全種類制覇には到底たどり着けませんでした…

 

Spedagi展示風景

会議中に振舞われた素敵な食べ物たち

ICVRでは本当に素敵な食事ばかりが出ました。
料理の見た目も綺麗なうえに、味も美味しく、さらにはパッケージも手作りなのです。
休憩時間にはいつも違う軽食が用意されていて毎回楽しませてもらいました。

>8月4日開催セミナー「サステナブルなコトづくりとモノづくり」

>展示「バンブーバイクで村が変わった」終了御礼

>8月5日開催「うちわワークショップ」

>Spedagi Indonesiaは11月に国際会議を開きます!