スペダギ東京

スペダギ東京

廃校の有効活用

阿東

廃校の有効活用

全国的な人口減少と少子化に加え地方での過疎化が進むことによって現在日本全国で数千校を超える廃校があり、増え続けています。山口県を中心に廃校の有効活用を考える研究活動を続けています。

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2012年よりインドネシア中央ジャワ州テマングンを拠点にspedagi (スペダギ=朝、自転車に乗るという意味の造語) という活動が行われています。 インドネシアでは、東南アジアの他の国々と同様、急速な経済成長の中で村の若者たちが都会に流出し、 都市と地方の格差が広がるばかりです。そんな状況を変えようと、デザイナー、 シンギー・カルトノを中心に若者たちが豊かな再生可能資源であるバンブー(熱帯性の竹類)を活用してバンブーバイクを作り、 地域の特産品を売る市場を開き、宿泊所を建てるなど、村を元気にするための新しい事業を興そうと試みています。 彼らの活動に賛同し、社会的な背景こそ異なるものの、 地方に新しいサステナブルな社会の形を作ろうとする国内外の団体との 連携を強化するためにSpedagi International を開設しています。

地方と都会の人口比率を適正化することで、豊かで自給自足であり続ける村を創り出し、 サステナブルな世界の暮らしの基礎とする。

1 創造的な発想による事業を起こし、現在も将来も若者が住みついて働き続ける場所として村を選べるように努める。

2 協力者とともに外部の資源を地方に導入し、地域の住人がローカルな課題を解決し、 その地域の可能性を開発することを支援する。

3 関連する団体と共同して、地方の開発と保存の実証実験となる豊かで自給自足であり続ける村のモデルを創出する。

4 村のコミュニティのコアとなるコンテクスチュアル・エデュケイション(現実に即した実践教育)を実現する。

自給自足 - 創造性 - サステナビリティ
Self-sufficiency – Creativity – Sustainability